とりあえずハードウェアにRaspberry Pi 3を使用して、サンプルコード(Lチカ)を実行するまでの手順を説明します。
※PC環境は、Windows10を前提に説明しています。
●必要なモノ
◇ソフトウェア
※Android 7.0 (API 24)以上、SDK Toolバージョン24以上
◇ハードウェア
・Raspberry Pi 3
・SDカード(8G以上)
・HDMIケーブル、LANケーブル、Micro USBケーブル(電源用)
●Raspberry Piのセットアップ
次のように操作して、Raspberry Piをセットアップします。
◇Android Thingsシステムイメージの書き込み
◇起動とWifiの設定
①システムイメージを書き込んだSDカードを挿入し、ケーブル類を接続して電源を入れます。
②Android Thingsの画面上に表示されているIPアドレスを確認します。
③コマンドプロンプトから、次のコマンドを入力してRaspberry Piに接続します。
adb connect <IPアドレス>[Enter]
|
※<IPアドレス>には②で確認したIPアドレスを入力します。
④コマンドプロンプトから、次のコマンドを入力します。
adb shell am startservice -n
com.google.wifisetup/.WifiSetupService -a WifiSetupService.Connect -e ssid
<SSID> -e passphrase <Passcode>
|
※<SSID>にはWifiのSSID、<Passcode>にはWifiのパスワードを入力します。
Wifi接続されると、SSIDとIPアドレスが画面上に表示されます。
以降、Wifiで接続されるので、LANケーブルは外して構いません。
●サンプルの実行
◇LEDの配線
次のようにRaspberry PiにLEDを接続します。
◇サンプルの実行(デプロイ)
サンプルを実行するには、次のように操作します。
※インポートの際にSDKやSDK Toolのバージョンが異なる場合は、インストールやアップデートを促すメッセージが表示されるので、メッセージに従って操作して、インストールおよびアップデートを実行してください。
②コマンドプロンプトから、次のコマンドを入力してRaspberry Piに接続します。
adb connect <IPアドレス>[Enter]
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※<IPアドレス>にはRaspberry PiのIPアドレスを入力します。
③「blink」を選択し、[RUN]ボタンをクリックします。
④ターゲットを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
このとき、「Connected Devices」に「<none>」または「IPアドレス:5555[OFFLINE]」と表示された場合は、[キャンセル]ボタンをクリックし、コマンドプロンプトから次のようにコマンドを入力して、再度③④の操作を行います。
adb devices[Enter]
adb connect <IPアドレス>[Enter]
|
※<IPアドレス>にはRaspberry PiのIPアドレスを入力します。
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