2016年12月26日月曜日

冬休みの電子工作 - Bluetoothスピーカー

 Bluetoothスピーカーを作成してみました。
 


・使用部品
1
2
1
1
5
1
2

 TP4056 充電器モジュールは、使用すlipoバッテリーの充電電流に合わせて改造してください。改造手順は、こちらを参考にしてください。

・回路図
 

・ケースのデザイン


各パーツの個別のデザインは、以下のURLとなっています。
Front:https://tinkercad.com/things/2pqQ1itYLj3


2016年12月10日土曜日

実験・評価ーBluetoothオーディオレシバーモジュール

 CSR8645を使用したBluetoothオーディオレシバーを購入しました。
 

 オーディオアンプ付きなので、スピーカーと電源をつなぐだけで使えます。
 回路の接続例は、次の図のとおりです。
 
 

 実際に届いたモジュールは、V3.2で、引き出されて端子が異なっていました。大きな変化としては、I2Sの端子が引き出されています。
 

  電源とスピーカーを接続し、aptX対応のスマホとペアリングすれば、aptX機器として認識されます。
 



2016年12月1日木曜日

実験・評価ーワイヤレス受電モジュール

 中華製のワイヤレス受電(給電)モジュールを試してみました。

 
送信側の回路図

受信側の回路図
※受信側の回路定数は、現物とは異なります

使用されているICのデータシートは見つけることができなかったので、ICの詳細は不明です。

とりあえず、送信側に12Vを給電し、コイルを重ねると、受信側から5Vが出力されました。
 

5V給電にするには、R1を3K、R2を30k、R3を100kに変更すればよいみたいです。
 

2016年10月29日土曜日

DCモータードライバーIC制御用のArduinoライブラリ

 BluetoothやWiFiで制御するリモコンカー、ドローン、ロボットなど作ろうから思い、Aliexpressで購入したDCモータードライバーモジュール用のライブラリを書いてみました。(L298N用のライブラリを修正)
 ICの名前は、削られているのか、読み取ることはできませんでした。品名、商品説明にはL298Nという表記がありますが、EN(イネーブル)はなく、制御信号2本で1つのモーターを制御する仕様になっています。

モード
IN1
IN2
IN3
IN4
モーターA
正転
H/PWM
L


逆転
L
H/PWM


スタンバイ
L
L


ブレーキ
H
H


モーターB
正転


H/PWM
L
逆転


L
H/PWM
スタンバイ


L
L
ブレーキ


H
H

 以下のモータードライバICなどでも使用できます。

2016年10月24日月曜日

電子工作まめ知識-lipoバッテリーの外形寸法

 lipoバッテリー(リチウムイオンポリマー電池)の外形寸法は、本体に印刷されている6桁の番号で分かります。(6桁の番号が印刷さていない場合もあります。)

 この場合、「501230」が外形寸法です。2桁ごとに「厚さ」「縦」「横」の寸法で、「厚さ」は0.1ミリ単位、「縦」「横」は1ミリ単位で表記されています。













 まれに、厚さも1ミリ単位で表記されている場合があるようです。
 

 ドローン用のlipoバッテリーも同様ですが、ワイヤーの部分を含まないことに注意してください。

 
 数字が見えにくいですが「862540」(厚さ8.6mm、縦25㎜、横40㎜)と記載されています。


2016年10月19日水曜日

秋の夜長の電子工作 - ミンティア デジタルカメラ





















○パーツリスト
1
カメラモジュール
1
1
1
1
1
10kΩ抵抗
1
1列ピンソケット4P
1
ミンティアドライハードのケース
1

 カメラモジュールは、SymaのマルチコプターX5シリーズに付いているカメラの中身を使用しました。
 ミンティアのケースは、各モジュールのLEDが確認できるように、透過率が比較的高いドライハードのケースを使用しました。

○回路図
 

○レイアウト・配線
 

  TP4056 充電器モジュールの改造手順は、こちらを参考にしてください。


○ファームウェア(Arduinoスケッチ)

 プッシュボタンを短めに押すと写真を撮影、長押しでビデオ撮影開始、ビデオ撮影を停止するには、もう一度ボタンを押す。


2016年10月14日金曜日

秋の夜長の電子工作 - bluetooth通信で制御するMP3プレーヤー


 














○パーツリスト
1
bluetoothモジュール(HC06など)
1
1
1
1
抵抗20kΩ
1
M2タッピングネジ
2

その他、配線用ワイヤー、ホットボンドなど。

○回路図

○配線・レイアウト


bluetoothモジュールはMP3モジュールの下にあります。

TP4056 充電器モジュールの改造手順は、こちらを参考にしてください。

○制御用プログラム

・Androidアプリ
 こちらから、apkファイルをダウンロードして、インストールしてください。
 

 MIT App Inventorのプロジェクトファイルは、こちらからダウンロードできます。

・PC(Node.js)
  必要モジュール soket.io、serialport
 次のHTMLとJavaScriptコードを入力し、作業用フォルダに保存します。
 COMポートには、bluetoothモジュールのCOMポートを指定(コード中では「COM6」を設定しています)してください。
 PC(Windows)とbluetoothモジュールのペアリング、COMポートの確認方法は、「IchigoJamとPCの通信をBluetoothで無線化する」を参照してください。

 以下の手順で動作を確認します。
①コマンドプロンプトを起動し、作業用フォルダに移動します。
②「node mp3.js」と入力します。
③ブラウザで「http://localhost:3000」にアクセスします。
④各ボタンをクリックし、動作を確認します。

○参考
 ケースの3Dプリントのデータは、こちらからダウンロードできます。

秋の夜長の電子工作 - ミンティアブリーズ MP3プレーヤー V2

ミンティアブリーズ MP3プレーヤーを少し改良してみました。

○変更点
・充電器モジュールをミニUSBタイプからマイクロUSBタイプに変更
・lipoバッテリーを120mAhに変更
・プッシュボタンの接続端子を変更
・リピート機能、リピートのLEDインジケータを追加
・レイアウトを変更

 befor 













 After
 

○回路図

○ファームウェア(Arduinoスケッチ)


・中央:プレイ/ポーズ、長押しで現在の曲をリピート(リピートLED点灯)
・左 :ボリュームダウン、長押しで前の曲へ
・右 :ボリュームダウン、長押しで次の曲へ

 今回は、MP3のライブラリは使用していません。





秋の夜長の電子工作 - ミンティアブリーズ FMラジオ

 




その他、配線用ワイヤー、ホットボンドなど。

○回路図
 

 音声出力のカップリングコンデンサ(4.7μF)は無くても良いですが、5段プラグのヘッドフォンなどを使用した場合、接触不良で出力が発振する場合があるので、念のため入れています。

○実装・配線
 

TP4056 充電器モジュールの改造手順は、こちらを参考にしてください。


○ファームウェア(Arduinoプログラム)
・必要ライブラリ Adafruit_SSD1306Radio


・上ボタンでボリュームアップ、長押しでシークアップ
・下ボタンでボリュームダウン、長押しでシークダウン
・中央ボタンでメモリーした周波数(既定は81.8MHz)で選局、規定の周波数は、FIX_STATIONで設定
・中央ボタン長押しで現在の周波数をメモリー

2016年10月3日月曜日

IchigoJamをスマホ(Android)で制御する

 Androidのプログラムは、パーミッションがどうだとか、インテントがどうだとか、いろいろと作法があり、簡単なことを簡単に実現できません。また、開発環境の構築も、そこそこ面倒です。
 そんな面倒なことを省いて、Androidアプリを開発できるのがMITの「App Inventor」です。
 

 今回は、この「App Inventor」を使って、スマホ(Android端末)でIchigoJamを制御するアプリを作成してみました。

○IchigoJamの準備
 「IchigoJamとPCの通信をBluetoothで無線化する」の手順で、IchigoJamにBluetoothモジュールを接続します。

○アプリのインストール
 こちらから、APKファイルをダウンロードしてインストールしてください。
※提供元不明のアプリのインストールを許可してから、インストールしてくだしさい。

○使い方
①アプリを起動する前にあらかじめ、Bluetoothモジュールとスマホをペアリングしておきます。
②アプリを起動し、「ペアリングBluetoothデバイス」をタッチします。
 

②接続するBluetoothデバイス(この例では「RNBT-DE41」)をタッチして選択します。
※接続が完了するまで少し時間がかかります。接続エラーが発生した場合は、アプリを再起動してください。
③接続されると次の画面になります。
 
・[LED ON][LED OFF]ボタンで、ビルトインLEDの点灯/消灯
・テキストボックスにBASICのコマンド入力し、[送信]ボタンでコマンドを送信
・行番号を付けて送信すれば、プログラムとして入力される
 
・[音声認識]ボタンで、音声入力開始、認識されたテキストはテキストボックスに入力される


 アプリのプロジェクトファイル(.aia)は、こちらからダウンロードできます。
 プロジェクトファイル(.aia)は、「App Inventor」の[Projects]メニューの[Import project(.aia) from my computer]でインポートできます。

2016年9月18日日曜日

Windows 10 IoT Core Blocklyで遊んでみる

 Windows 10 IoT CoreにBlockly(Googleが提供するビジュアルプログラミング言語)のサンプルが追加されていたので、遊んでみました。
 
 Windows 10 IoT Coreのインストール手順については、以下のページなどを参照してください。

 https://developer.microsoft.com/en-us/windows/iot/GetStarted


必要なもの
Raspberry Pi
Sence HAT


○IoT Core Blocklyyの展開と実行
 IoT Core Dashboardの「サンプルを試す」から、「IoT Core Blocklyy」を展開します。



○サンプルの実行
 メニューからサンプルを選択し、[Run]をクリックします。[Stop]で停止します。続けて別のサンプルを実行する場合は、[Stop]で止めてから、しばらく時間を置かないと上手く動かない場合があります。時間を置いても動かない場合は、ページをリロードして、、[Run]をクリックしてみてください。

・Hartbert


 ジョイスティックを動かうと、「Hello from IoT Core」という文字列がスクロール表示されいます。


・Random bars



・Gravity ball


 重力の方向にボールを移動します。


・Sensor

 温度、コンパス、湿度、圧力センサーの取得値をスクロールで表示します。

・Pong


 ジョイスティックでラケットを移動し、ボールを打ち返すゲームです。


○GIPOの制御
 IoT Core Blocklyyの「Pins」には、GIPOを制御するための「digital write」ブロックがありますが、現状では、動作しないようです。


○補足
 IoT Core Blocklyyは、一度展開すると、スタートアップで自動的に起動されます。Windows 10 IoT Coreを再起動後にブロックエディタを表示するには、ブラウザから「http://your-rpi-name:8000」(your-rpi-nameはIPアドレスでも良い)にアクセスします。
 ただし、ブロックエディタが正しく表示されない場合があります。この場合は、「Device Portal」を開き、「Apps」メニューから「IoTBlocklyBackgroundApp」を削除し、再度、IoT Core DashboardからIoT Core Blocklyyを展開します。