今回は、IoTプラットフォームのThingSpeakを使って、Arduinoで計測した温度データを収集、可視化する方法を説明します。
回路は、「Arduino 温度測定」を使用します。
■ThingSpeakの準備
①アカウントの作成
ThingSpeakのアカウントを作成します。
②チェンネルの作成
1.[New Channel]をクリックします。
2.[Name]にチャンネルの名前を入力します。
3.[Field1]~[Field8]に送信するデータの名前を入力します。最大8つまで設定できます。今回はField1とField2の2つを使用します。
※他の項目は、必要に応じて入力します。
4.[Save Channel]をクリックし、チェンネルを保存します。
5.作成したチャンネルのID(Channel ID)を確認します。
6.[API Keys]をクリックし、Write API KeyとRead API Keyを確認します。
■プログラムの作成
①Arduino開発環境の構築
1.「ArduinoをJavaScriptで制御する」の手順で開発環境を構築します。
2.コマンドプロンプトから「npm install thingspeakclient」と入力し、node.jsのthingspeakclientモジュールをインストールします
②プログラムの作成
1.次のJavaScriptコードを入力し、「temp_thingspeak.js」と名前を付けて、作業用フォルダに保存します。
<Channel ID>にチェンネルIDを、<your Write API Key>にWrite API Keyを、<your Read API Key>にRead API Keyを入力します。
③プログラムの実行
1.コマンドプロンプトを起動し、作業用フォルダに移動します。
2.「node 「temp_thingspeak.js」と入力します。
2016年2月19日金曜日
2016年2月9日火曜日
Raspberry Pi + Dweet.IOでIoT
Arduinoの場合と大差ありませんが、Raspberry Pi の場合の手順について、簡単に解説します。
○開発環境の構築
1.「Raspberry Pi 2のGPIOをJavaScriptで制御する」の手順で、開発環境を構築します。
2. ターミナルから「npm install node-dweetio」と入力し、node.jsのdweetioモジュールをインストールします。
○デバイスの制御
Dweet.IOを経由して、Raspberry PiのGPIOに接続されたLEDをオン/オフします。回路は「Raspberry Pi LED点灯(Lチカ)」を使います。
①プログラムの作成
1.次のJavaScriptコードを入力し、「led_dweet-pi.js」と名前を付けて、作業用フォルダに保存します。
2.次のHTMLコードを入力し、「led_dweet-pi.html」と名前を付けて、任意の場所(Webサーバー、インターネット接続された他のPCなども可)に保存します。
1、2のコード中のthingNameは一致させます。また、thingNameには、ユニークな名前を指定する必要があります。
②動作の確認
1.ターミナルを起動し、作業用フォルダに移動します。
2.「sudo node led_dweet-pi.js」と入力します。
3.ブラウザで「led_dweet-pi.html」を開き、[ON]ボタンのクリックでLEDが点灯し、[OFF]ボタンのクリックでLEDが消灯することを確認します。
○データの可視化
Dweet.IOとfreeboardを使って、Raspberry Pi で計測したアナログデータを可視化(グラフか)します。回路は、「Raspberry Pi アナログデータ計測」を使用します。
①プログラムの作成 1.次のJavaScriptコードを入力し、「analog_dweet-pi.js」と名前を付けて、作業用フォルダに保存します。
②freeboardの準備 「Arduino+dweet.io+freeboardでIoT - データの可視化」の「freeboardの準備」の手順で、スパークラインのウィジェットを作成します。
○開発環境の構築
1.「Raspberry Pi 2のGPIOをJavaScriptで制御する」の手順で、開発環境を構築します。
2. ターミナルから「npm install node-dweetio」と入力し、node.jsのdweetioモジュールをインストールします。
○デバイスの制御
Dweet.IOを経由して、Raspberry PiのGPIOに接続されたLEDをオン/オフします。回路は「Raspberry Pi LED点灯(Lチカ)」を使います。
①プログラムの作成
1.次のJavaScriptコードを入力し、「led_dweet-pi.js」と名前を付けて、作業用フォルダに保存します。
2.次のHTMLコードを入力し、「led_dweet-pi.html」と名前を付けて、任意の場所(Webサーバー、インターネット接続された他のPCなども可)に保存します。
1、2のコード中のthingNameは一致させます。また、thingNameには、ユニークな名前を指定する必要があります。
②動作の確認
1.ターミナルを起動し、作業用フォルダに移動します。
2.「sudo node led_dweet-pi.js」と入力します。
3.ブラウザで「led_dweet-pi.html」を開き、[ON]ボタンのクリックでLEDが点灯し、[OFF]ボタンのクリックでLEDが消灯することを確認します。
○データの可視化
Dweet.IOとfreeboardを使って、Raspberry Pi で計測したアナログデータを可視化(グラフか)します。回路は、「Raspberry Pi アナログデータ計測」を使用します。
①プログラムの作成 1.次のJavaScriptコードを入力し、「analog_dweet-pi.js」と名前を付けて、作業用フォルダに保存します。
②freeboardの準備 「Arduino+dweet.io+freeboardでIoT - データの可視化」の「freeboardの準備」の手順で、スパークラインのウィジェットを作成します。
2016年2月5日金曜日
Arduino+dweet.io+freeboardでIoT - データの可視化
freeboardは、IoTのデータを可視化するクラウドサービスです。dweet.ioやPubNubと連携することがきます。
今回は、dweet.ioとfreeboardを使って、Arduinoで計測した温度データをグラフ化する方法を説明します。回路は、「Arduino 温度測定」を使用します。
○Arduinoの準備
①Arduino開発環境の構築
1.「ArduinoをJavaScriptで制御する」の手順で開発環境を構築します。
2.コマンドプロンプトから「npm install node-dweetio」と入力し、node.jsのdweetioモジュールをインストールします。
②プログラムの作成
1.次のJavaScriptコードを入力し、「temp_dweet.js」と名前を付けて、作業用フォルダに保存します。
dweet.ioでは、「thing-name」を使ってデータ(メッセージ)の送受信を行います。「thing-name」には、ユニークな名前を指定します。
データは、{ Key : Value}の形式で、Keyにはデータ名、Valueに値を設定します。
○freeboardの準備
①アカウントの作成
freeboardのアカウントを作成します。
②データソースの作成
1.右上の入力ボックスに新しいfreeboardの名前を入力し、[Create Now]をクリックします。
2.[ADD]をクリックします。
3.「TYPE」から「Dweet.io」を選択し、「NAME」にデータソースの名前(任意)を、「THING-NAME」に「thing-name」を入力し、[SAVE]をクリックします。
データソースを作成したら、②で作成したプログラムを実行します。データが正しく取得されると、作成したデータソースのLast Updatedが日付に代わります。
③パネルの作成
1.[ADD PANEL]をクリックします。
2.作成されたパネルのレンチアイコンをクリックします。
3.「TITLE」と「COLUMNS」を入力し、[SAVE]をクリックします。「COLUMNS」はパネルの横幅の設定です。
4.パネルの[+]アイコンをクリックします。
5.「TYPE」から「Sparkline」を選択し、「TITLE」を入力して、[DATASOURCE]をクリックします。
6.データソース名(②-3)で指定した名前を選択します。
7.データ名(プログラム中のKeyに指定したデータ名)を選択します。
8.[SAVE]をクリックします。
今回は、dweet.ioとfreeboardを使って、Arduinoで計測した温度データをグラフ化する方法を説明します。回路は、「Arduino 温度測定」を使用します。
○Arduinoの準備
①Arduino開発環境の構築
1.「ArduinoをJavaScriptで制御する」の手順で開発環境を構築します。
2.コマンドプロンプトから「npm install node-dweetio」と入力し、node.jsのdweetioモジュールをインストールします。
②プログラムの作成
1.次のJavaScriptコードを入力し、「temp_dweet.js」と名前を付けて、作業用フォルダに保存します。
dweet.ioでは、「thing-name」を使ってデータ(メッセージ)の送受信を行います。「thing-name」には、ユニークな名前を指定します。
データは、{ Key : Value}の形式で、Keyにはデータ名、Valueに値を設定します。
○freeboardの準備
①アカウントの作成
freeboardのアカウントを作成します。
②データソースの作成
1.右上の入力ボックスに新しいfreeboardの名前を入力し、[Create Now]をクリックします。
2.[ADD]をクリックします。
3.「TYPE」から「Dweet.io」を選択し、「NAME」にデータソースの名前(任意)を、「THING-NAME」に「thing-name」を入力し、[SAVE]をクリックします。
データソースを作成したら、②で作成したプログラムを実行します。データが正しく取得されると、作成したデータソースのLast Updatedが日付に代わります。
③パネルの作成
1.[ADD PANEL]をクリックします。
2.作成されたパネルのレンチアイコンをクリックします。
3.「TITLE」と「COLUMNS」を入力し、[SAVE]をクリックします。「COLUMNS」はパネルの横幅の設定です。
4.パネルの[+]アイコンをクリックします。
5.「TYPE」から「Sparkline」を選択し、「TITLE」を入力して、[DATASOURCE]をクリックします。
6.データソース名(②-3)で指定した名前を選択します。
7.データ名(プログラム中のKeyに指定したデータ名)を選択します。
8.[SAVE]をクリックします。
2016年2月4日木曜日
Arduino+dweet.ioでIoT - デバイスの制御
dweet.ioは、アカウントを登録することなく利用できるIoTプラットフォーム(クラウドサービス)です。ユニークな「thing-name」(モノの名前、PubNuBのチャンネル名と同等)を使って、データの送受信を行うことができます。有料で「thing-name」を固定(Locked)し、データを監視・通知する「Alerts」機能を利用することもできます。
今回は、dweet.ioを使用して、ArduinoのGPIOに接続されたLEDをオン/オフしてみます。 回路は、「Arduino LED点灯(Lチカ)」を使用します。
①Arduino開発環境の構築
1.「ArduinoをJavaScriptで制御する」の手順で開発環境を構築します。
2.コマンドプロンプトから「npm install node-dweetio」と入力し、node.jsのdweetioモジュールをインストールします。
②プログラムの作成
1.次のJavaScriptコードを入力し、「led_dweet.js」と名前を付けて、作業用フォルダに保存します。
2.次のHTMLコードを入力し、「led_dweet.html」と名前を付けて、任意の場所(Webサーバー、インターネット接続された他のPCなども可)に保存します。
③動作の確認
1.コマンドプロンプトを起動し、作業用フォルダに移動します。
2.「node led_dweet.js」と入力します。
3.ブラウザで「led_dweet.html」を開き、[ON]ボタンのクリックでLEDが点灯し、[OFF]ボタンのクリックでLEDが消灯することを確認します。
今回は、dweet.ioを使用して、ArduinoのGPIOに接続されたLEDをオン/オフしてみます。 回路は、「Arduino LED点灯(Lチカ)」を使用します。
①Arduino開発環境の構築
1.「ArduinoをJavaScriptで制御する」の手順で開発環境を構築します。
2.コマンドプロンプトから「npm install node-dweetio」と入力し、node.jsのdweetioモジュールをインストールします。
②プログラムの作成
1.次のJavaScriptコードを入力し、「led_dweet.js」と名前を付けて、作業用フォルダに保存します。
2.次のHTMLコードを入力し、「led_dweet.html」と名前を付けて、任意の場所(Webサーバー、インターネット接続された他のPCなども可)に保存します。
③動作の確認
1.コマンドプロンプトを起動し、作業用フォルダに移動します。
2.「node led_dweet.js」と入力します。
3.ブラウザで「led_dweet.html」を開き、[ON]ボタンのクリックでLEDが点灯し、[OFF]ボタンのクリックでLEDが消灯することを確認します。
2016年2月3日水曜日
ArduinoとRaspberry PiのKindle本の出版
ArduinoとJavaScriptではじめるIoTプログラミング
Raspberry PiとJavaScriptではじめる IoTプログラミング
上記タイトルのKindle本を出版してみました。 このブログで公開している記事をブラッシュアップ、および加筆した内容となっています。 Raspberry Piのほうは、OSのインストール、日本語化、sambaやxrdpのセットアップなどについても解説しています。
Raspberry PiとJavaScriptではじめる IoTプログラミング
上記タイトルのKindle本を出版してみました。 このブログで公開している記事をブラッシュアップ、および加筆した内容となっています。 Raspberry Piのほうは、OSのインストール、日本語化、sambaやxrdpのセットアップなどについても解説しています。
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