2016年5月20日金曜日

ESP8266でIoT - 開発環境のセットアップ

 今回は、ESP8266単体をIoTデバイスとして使用するために、「 Arduino core for ESP8266 WiFi chip」という開発環境をインストールする方法を説明します。
 「 Arduino core for ESP8266 WiFi chip」は、Arduino IDEにESP8266 チップのサポートを追加すします。Arduinoの機能とライブラリを使用して、ESP8266を単体で動かすプログラム(スケッチ)を作成できます。

○「Arduino core for ESP8266 WiFi chip」のインストール
 Arduino IDEに「 Arduino core for ESP8266 WiFi chip」をインストールするには、次のように操作します。
Arduino IDE(1.6.9)はインストール済のこととします。

①[ファイル]→[環境設定]を選択します。
 

②「追加のボードマネージャのURL」に次のURLを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
 
※複数のボードマネージャのURLを指定する場合、「,」で区切って入力するか、右側のボタンをクリックし、表示されたウィンドウに行単位で入力します。
 

③[ツール]→[ボードマネージャ]を選択します。
 

④[タイプ]から「提供された」を選択し、「esp8266 by ESP8266 Community」をインストールします。
 


○ESP-WROOM-02用の設定
 ESP-WROOM-02用に設定するには、次のように操作します。

①[ツール]→[ボード]→[Generic ESP8266 Module]を選択します。
2016052007.png

②[ツール]メニューから、各項目を次のように設定します。

Flash Mode:DIO
Flash Frequency:40MHz
CPU Frequency:80MHz
Flazh Size:4M(3M SPIFFS)
Upload Speed:115200
 
※シリアルポートには、PCとESP-WROOM-02ボードを接続しているポートを指定してください。


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