■開発環境の準備
①Raspberry Piのセットアップ
「Raspberry Pi 2のGPIOをJavaScriptで制御する」の手順で開発環境をセットアップします。
②Adafruit IOの準備
1.Adafruit IOのアカウントを作成します。
2.アカウントを作成すると、「Welcome Dashboard」が表示されるので、右上の鍵アイコン(Your secret AIO KEY)をクリックし、AIO KEYを確認します。
③「MQTT.js」(Node.jsのモジュール)のインストール
1.ターミナルを起動し、作業用フォルダに移動します。
2.「npm install mqtt」と入力します。
■センサー・データの収集
①回路の配線
「Raspberry Pi+Johnny-Fiveでアナログデータを計測する」の回路を配線します。
②プログラムの作成と実行
1.次のJavaScriptコードを入力し、「publisher-pi.js」と名前を付けて作業用フォルダに保存します。
[USER NAME]には、Adafruit IOのユーザ名を、[YOUR AIO KEY]には③-2で確認したAIO KEYを入力します。
[Topic name]には、トピック名を「<ユーザー名>/feeds/<フィード名>」の形式で指定します。「Welcome Dashboard」の各ブロックは、「Welcome Feed」フィードに紐づけされているので、ユーザー名が「taro」なら、「taro/feeds/Welcome Feed」になります。
Adafruit IOのFeed(フィード)は、いわゆるデータを管理するオブジェクトです。このFeedを使用して、データの送受信を行います。
2.ターミナルから「sudo node publisher-pi.js」と入力します。
3.Adafruit IOの「Welcome Dashboard」ダッシュボードを開きます。
センサーデータを監視する方法は、「Adafruit IO+IFTTTでセンサー・データを監視・通知する」を参照してください。
■デバイスの制御
①回路の配線
次のように回路を配線します。
②Adafruit の準備
「Adafruit IO+Arduino+MQTTでIoT‐デバイスの制御」の③の手順で、フィード、ダッシュボード、ブロックを作成します。
③プログラムの作成と実行
1.次のJavaScriptコードを入力し、「subscriber-pi.js」と名前を付けて作業用フォルダに保存します。
[USER NAME]には、Adafruit IOのユーザ名を、[YOUR AIO KEY]にはAIO KEYを入力します。
[Topic name]には、トピック名を「<ユーザー名>/feeds/<フィード名>」の形式で指定します。今回は、「LED」フィードを使用するので、ユーザー名が「taro」なら、「taro/feeds/LED」となります。
2.ターミナルから、「node subscriber.js」と入力します。
④動作の確認
Adafruit IOのダッシュボードのスイッチを操作し、LEDがオン/オフすることを確認ます。
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