2016年6月25日土曜日

Node.jsでIchigoJamを制御する

 Node.jsでIchigoJamを制御する方法を説明します。
 Node.jsを使うことで、PCとIchigojamを連携させて、さまざまなWebサービス(IoTプラットフォーム、メール、クラウドストレージなど)を利用したアプリケーションを作成できます。

※操作例は、Windows PCを基本とします。
※PCとIchigoJamの接続は、「Node-REDでIchigoJamを制御する」を参照してください。

○Node.jsのインストール
 Node.js V4.4.6(2016年6月現在)をダウンロードして、インストールします。

○serialportのインストール
 次のように操作して、serialportモジュールをインストールします。
①作業のフォルダ(例「JS」)を作成します。
②コマンドプロンプトを起動し、作業用のフォルダに移動します。
③「npm install serialport」と入力します。
 
 serialportの詳細は、以下のページを参照してください。

○基本プログラム
 COMポートの指定は、ご自身の環境に合わせて変更してください。

・コマンド送信
 PCからIchigoJamにコマンドを送信するプログラムは、次のように書きます。



・データ受信
 Ichigojamの出力データを受信するプログラムは、次のように書きます。



○応用例
 socket.ioを使って、ローカルのWebサーバーから、IchigojamのLEDを制御する例を紹介します。

・socket.ioインストール
①コマンドプロンプトを起動し、作業用のフォルダに移動します。
②「npm install socket.io」と入力します。

・プログラム
  次のJavaScript「ichigo_led.js」とHTMLコード「index.html」を入力し、作業用のフォルダに保存します。



・動作の確認
①コマンドプロンプトを起動し、作業用のフォルダに移動します。
②「node ichigo_led.js」と入力します。
③ブラウザを起動し、「http://localhost:3000」にアクセスします。
④[ON]ボタンのクリックでLEDが点灯し、[OFF]ボタンのクリックでLEDが消灯することを確認します。

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