2016年6月27日月曜日

PythonでIchigoJamを制御する

 PythonでIchigoJamを制御する方法を説明します。
 PythonはBASICと同じように、1行リターンでコードを実行していくこともできるので、BASICからステップアップするため言語としてお勧めです。

※操作例は、Windows PCを基本とします。
※PCとIchigoJamの接続は、「Node-REDでIchigoJamを制御する」を参照してください。

○Pythonのインストール
 Python2.7.11(2016年6月現在)をダウンロードしてインストールします。

pySerialのインストール
 次のように操作して、pySerialをインストールします。

①コマンドプロンプトを起動します。
②次のコマンドを入力します。

「pip install pyserial」

 または

「easy_install -U pyserial」

※Windows環境でユーザー名に2バイト文字(漢字など)を使用している場合、pipは使えないようです。

○使用例
 コマンドプロンプトを起動し、「python」と入力し、Pythonを起動します。
  ※COMポートの指定は、ご自身の環境に合わせて変更してください。
・コマンド送信
  PCからIchigoJamにコマンドを送信するには、次のようにコマンドを入力します。

>>> import serial[Enter]
>>> ser = serial.Serial('COM31', 115200)[Enter]
>>> ser.write('LED1\r\n')[Enter]

※コマンドは改行コード(\r\n)を付けて送信します。

・データの受信
 Ichigojamに次のプログラムを入力し、実行します。

10 ?ANA(2)
20 WAIT 100
30 GOTO 10

 IchigoJamの出力データを受信するには、次のようにコマンドを入力します

>>> import serial[Enter]
>>> ser = serial.Serial('COM31', 115200)[Enter]
>>> while True:[Enter]
...[TAB]print ser.readline().replace('\n',"")[Enter]
...[Enter]

※「print ser.readline().replace('\n',"")」は[TAB]でインデントします。

0 件のコメント:

コメントを投稿