PythonはBASICと同じように、1行リターンでコードを実行していくこともできるので、BASICからステップアップするため言語としてお勧めです。
※操作例は、Windows PCを基本とします。
※PCとIchigoJamの接続は、「Node-REDでIchigoJamを制御する」を参照してください。
○Pythonのインストール
Python2.7.11(2016年6月現在)をダウンロードしてインストールします。
○pySerialのインストール
次のように操作して、pySerialをインストールします。
①コマンドプロンプトを起動します。
②次のコマンドを入力します。
「pip install pyserial」
または
「easy_install -U pyserial」
※Windows環境でユーザー名に2バイト文字(漢字など)を使用している場合、pipは使えないようです。
○使用例
コマンドプロンプトを起動し、「python」と入力し、Pythonを起動します。
※COMポートの指定は、ご自身の環境に合わせて変更してください。
・コマンド送信
PCからIchigoJamにコマンドを送信するには、次のようにコマンドを入力します。
>>> import serial[Enter]
>>> ser = serial.Serial('COM31', 115200)[Enter]
>>> ser.write('LED1\r\n')[Enter]
※コマンドは改行コード(\r\n)を付けて送信します。
・データの受信
Ichigojamに次のプログラムを入力し、実行します。
10 ?ANA(2)
20 WAIT 100
30 GOTO 10
IchigoJamの出力データを受信するには、次のようにコマンドを入力します
>>> import serial[Enter]
>>> ser = serial.Serial('COM31', 115200)[Enter]
>>> while True:[Enter]
...[TAB]print ser.readline().replace('\n',"")[Enter]
...[Enter]
※「print ser.readline().replace('\n',"")」は[TAB]でインデントします。
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