Node-REDを使うことで、Adafruit IO、IFTTT、M2XなどのIoTプラットフォームとのデータの送受信が簡単にできるようになります。
Node-REDのインストール方法は、次の記事の①②手順を参照してください。
○PCとIchigoJamの接続
Node-REDでIchigoJamを制御するには、シリアル通信を使います。USBシリアル変換ケーブルなどで、PCとIchigoJamを接続します。
上記ケーブルを使用した場合は、次のように接続します。
ケーブル
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IchigoJam
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RXD(白)
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TXD
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TXD(緑)
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RXD
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VCC(赤)
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CN5の1ピン
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GND(黒)
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CN5の5ピン
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○LEDの制御その1
まず、基本として、IchigoJamのオンボードのLEDをオン・オフするフローを作成します。
①「inject」ノードを2つ、「serial」ノード(output)を次のように配置、接続します。
②1つ目の「inject」ノードのダブルクリックし、プロパティを表示します。
③「string」を選択します。
④「Payload」に「LED1」と入力し、[OK]ボタンをクリックします。
※Payload(msg.payload)は、Node-REDで処理するデータを格納するプロパティ(変数)です。ここでは、IchigoJamのBASIC命令の「LED1」を格納しています。
⑤2つ目の「inject」ノードのダブルクリックしてプロパティを表示し、「string」を選択し、「Payload」に「LED0」と入力し、[OK]ボタンをクリックします。
⑥「serial」ノード(output)のダブルクリックしてプロパティを表示し、通信に使用するポートを選択し、[鉛筆]ボタンをクリックします。
⑦「add split character to output messages」のチェックをオンにし、[Update]ボタンを」クリックします。
※他の項目が図の設定内容と異なる場合、図と同じになるように変更してください。
⑧「Deploy」をクリックし、フローをデプロイします。
⑨「inject」ノードの「LED1」の左側のボタンをクリックしてLEDが点灯、「inject」ノードの「LED0」の左側のボタンをクリックしてLEDが消灯することを確認します。
○LEDの制御その2
LEDを5秒間隔で点滅させるフローを作成します。
①「inject」「function」「serial」(output)「debug」ノードを次のように配置、接続します。
※「debug」ノードは無くても構いません。
②「inject」ノードのプロパティを表示し、[Repeat]を「interval」に設定し、[every]を「5」「seconds」に設定します。
③「function」ノードのプロパティを表示し、[Function]に次のコードを入力します。
④「serial」ノード(output)のプロパティを表示して通信に使用するポートを選択し、[鉛筆]ボタンをクリックし、「add split character to output messages」のチェックをオンにし、[Update]ボタンを」クリックします。


※他の項目が図の設定内容と異なる場合、図と同じになるように変更してください。
⑤「Deploy」をクリックし、フローをデプロイします。
※デプロイすると、5秒間隔でLEDが点滅します。
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